輪廻転生

 人は死んだ後どうなるかは、世界中の宗教の関心事である。ヒンドゥー教をはじめ、インドで生まれた宗教は、輪廻転生という死生観の上に成立していることがほとんどだ。身体は滅びても魂は不滅で、生きとし生けるもの全ては、生と死、そ...

寡婦とサティー

 インドでは、夫と死に別れた寡婦の地位は著しく低い。寡婦差別と表現していいくらいである。インドには寡婦にまつわるいくつかの因習があり、インド映画でも時々取り上げられる。

神よ・・・

 インドは宗教大国であり、それぞれの宗教にはそれぞれの神や信仰対象がいる。インド人は概して非常に信心深く、宗教は生活に溶け込んでおり、インド人の会話の中に神様が言及されることはとても多い。それは映画の中の台詞や歌詞におい...

ラーマーヤナ

 インド二大叙事詩のひとつ「ラーマーヤナ」と、この物語に登場するラーマ王子、スィーター姫、猿の将軍ハヌマーンなどについての前知識は、インド映画を深く理解する上で必須ともいっていい。インド映画では様々な形で「ラーマーヤナ」...

ジャイナ教

 ジャイナ教はインド特有の宗教である。世界史の教科書で一般に教えられているように、開祖をマハーヴィーラとすれば、成立は仏教と同じくらいか、それよりも少し古いことになる。だが、ジャイナ教によれば、マハーヴィーラは24番目の...

スィンドゥール

 インドの既婚女性は、一目で既婚であることが分かるような既婚の印を身に付けることが多い。その代表がスィンドゥールである。ヒンディー語では「सिंदूर」と書く。インド人女性の額の上、髪の真ん中の分け目に赤い線が引いてある...

メヘンディー

 ヒンディー語映画を観ていると、特に結婚式のシーンなどで、女性たちの手足に美しい装飾紋様が施されているのを目にする。これは「मेहंदीメヘンディー」という。

教育制度

 インドの教育制度は非常に複雑で、おそらくインド人でもその全容を完全に理解している人はいない。だが、基礎知識として、インドの初等中等教育制度については、10年+2年制を採っており、10年生と12年生のときに進路を決める上...

ダシャハラー

 ダシャハラーは、ヒンドゥー教三大祭のひとつに数えられる大きな祭礼である。アルファベットでは「Dussehra」、ヒンディー語の表記に使われるデーヴァナーガリー文字では「दशहरा」と書かれる。読み方が少し難しい語で、カ...

愛しい人よ・・・

 ヒンディー語には愛しい人に呼びかける言葉が多数ある。対応する英単語は、「Beloved」、「Sweetheart」、「Darling」などになるだろう。日本語に訳すときはほぼ一律「愛しい人よ」などとしているのだが、特に...

カルワー・チャウト

 カルワー・チャウト(Karwa Chauth/Karva Chauth)祭は、ヒンディー語映画との結びつきが強い祭りのひとつである。毎年10月に祝われることの多いこの祭りは、妻が夫の長寿と健康を祈願して断食するのが主眼...

代名詞+कोの特殊形

 ヒンディー語には以下の代名詞がある。 主格 単数 複数 1人称 मैंマェン 私は हमハム 私たちは 2人称 तूトゥー お前は तुमトゥム/आपアープ お前たちは/あなたたちは 3人称(近称) यहイェ これは ...