Zanjeer (1973)
1973年5月11日公開の「Zanjeer(鎖)」は、主演アミターブ・バッチャンを「アングリー・ヤングマン」の異名を持つスーパースターに押し上げるきっかけを作り、それまでロマンス映画一辺倒だったヒンディー語映画界のトレ...
1973年5月11日公開の「Zanjeer(鎖)」は、主演アミターブ・バッチャンを「アングリー・ヤングマン」の異名を持つスーパースターに押し上げるきっかけを作り、それまでロマンス映画一辺倒だったヒンディー語映画界のトレ...
ヒンディー語映画史において「ホラー映画」の代名詞といえばラームセー兄弟である。印パ分離独立時にスィンド地方からムンバイーに移住して来たスィンド人の一家で、7人兄弟が分業して映画を作っていた。特に彼らの名声を高めたのが低...
1972年11月3日公開の「Seeta Aur Geeta(スィーターとギーター)」は、運命の悪戯から全く別々の家族に育てられることになった双子の姉妹の物語で、「王子と乞食」タイプの作品である。古典的なストーリーである...
1971年9月1日にヴェネツィア国際映画祭でプレミア上映された米印合作映画「Siddhartha」は、「車輪の下」(1906年)で有名なドイツ人作家ヘルマン・ヘッセの長編小説「シッダールタ」(1922年)を原作にした作...
1965年4月9日公開の「Bhoot Bungla(幽霊屋敷)」は、「Stree」(2018年)などがホラーコメディー映画人気に火を付けたことで、その半世紀前に作られたヒンディー語映画初のホラーコメディーとして発掘され...
インド映画界で最大級の尊敬を受ける映画監督といえばベンガル人サティヤジート・ラーイだ。日本では「サタジット・レイ」と表記されることがほとんどであるし、ベンガル語読みをすると「ショトジト・ロイ」などとなるのだが、Film...
1953年1月16日公開の「Do Bigha Zamin」は、インド映画史に輝く不朽の名作のひとつに必ず数えられる作品である。農村と都市、地主と農民などの対立軸が描かれた社会主義的な映画で、歌と踊りを含んだ娯楽映画のフ...
印パ分離独立からまだ間もない1948年4月9日に公開された「Chandralekha」は、当時インド最高額の製作費を掛けて作られた冒険活劇である。元々はタミル語映画だが、巨額の製作費を回収するためにヒンディー語版も撮影...