Bioscopewala

 2017年の東京国際映画祭で「ビオスコープおじさん」の邦題と共にプレミア上映され、インドでは2018年5月25日に公開された「Bioscopewala」は、ラビンドラナート・タゴールの短編小説「Kabuliwala」(...

Parmanu: The Story of Pokhran

 インドは、第2次世界大戦中に原子爆弾を落とされた日本に対し非常に同情的な国である。毎年8月になると、国会では広島と長崎の犠牲者のために黙祷が捧げられる。その一方で、インドは核保有国である。中国やパーキスターンと対峙する...

Angrezi Mein Kehte Hain…

 2017年12月15日にニューヨークの南アジア国際映画祭でプレミア上映され、インドでは2018年5月18日に公開されたヒンディー語映画「Angrezi Mein Kehte Hain…(英語で言うと・・・)...

Khajoor Pe Atke

 2018年5月18日公開の「Khajoor Pe Atke」は、危篤になりながらなかなか死なない患者に家族や親戚が振り回されるという、ドタバタ系のコメディー映画である。ヒンディー語の慣用句に「आसमान से गिरा...

Raazi

 インドとパーキスターンは過去に公式に3回戦争をしているが、インドで映画化されやすいのは1971年の第3次印パ戦争である。なぜならこの戦争はインドの圧勝に終わったからだ。早くも1973年には「Hindustan Ki K...

5 Weddings (USA)

 「5 Weddings」は、ラージクマール・ラーオとナルギス・ファクリーが主演している映画だが、基本的には米国の英語映画である。2018年5月10日にカンヌ映画祭でプレミア上映され、インドでは同年10月26日に公開され...

102 Not Out

 クリケットでは、打者はアウトになるまで延々と打席に立ってボールを打ち続ける。アウトになっていない打者がこれまで得た得点は「○ Not Out」と示される。100点はひとつの区切りであり、「センチュリー」と呼ばれる。

Omerta

 米国が対テロ戦争を繰り広げる前からインドはテロリストに悩まされて来た。ヒンディー語映画界においてもテロリストに対する関心は高く、テロリストを主人公または悪役とした映画は多い。最も有名なのは、1970年代以降、ムンバイー...

Ee.Ma.Yau. (Malayalam)

 南インドのケーララ州で作られるマラヤーラム語映画は、低予算ながら良質の映画を送り出していることで知られてきた。近年は特に、ユニークな主題を斬新な手法で描いた「新世代映画」と呼ばれる映画が注目を集めており、リジョー・ジョ...