Shivaay

 俳優の監督業進出はヒンディー語映画界では珍しくない。アヌパム・ケール、ナンディター・ダース、ヴィジャイ・ラーズなど、演技派に分類される俳優たちが監督をすることもあれば、アーミル・カーンのようなスター俳優がメガホンを取る...

31st October

 インドにおいて、今でこそ「テロリスト」と言えば真っ先にイスラーム教徒過激派が思い浮かぶのだが、1980年代にはスィク教徒の方がそのイメージを持たれていた。なぜなら、パンジャーブ州の自治・独立を求めるカーリスターン運動が...

Santa Banta Pvt. Ltd.

 インディアン・ジョークの主人公はスィク教徒であることが多い。スィク教徒は、ターバンをかぶって髭を生やした特徴的な外見をしており、しかも概して陽気で脳天気な性格をしていることから、ジョークの主人公に適任と考えられていると...

Masti-Zaade

 ヒンディー語映画には、数は少ないものの、下ネタ満載のお下劣コメディー映画の系譜がある。「Masti」(2004年)や「Kyaa Kool Hai Hum」(2005年)に始まるシリーズが代表的だ。さすがに露骨な局部の露...

Gollu Aur Pappu

 2014年11月21日公開の「Gollu Aur Pappu(ゴールーとパップー)」は、天然ボケ二人組が繰り広げる抱腹絶倒のコメディー映画である。

Revolver Rani

 完全に男優優位のヒンディー語映画界において、最近女優の活躍が目立って来ている。女優の活躍、と言うのは具体的には女性が主人公の映画において女優が主演を務めることだ。一昔前のヒンディー語映画界では、女優で客が呼び込めないた...

Shaadi Ke Side/Effects

 2006年にラーフル・ボースとマッリカー・シェーラーワト主演の「Pyaar Ke Side/Effects」という映画があった。題名は「恋愛の副作用」という意味で、恋をするとどんな副作用があり、婚約をするとどんな副作用...

Go Goa Gone

 21世紀に入り、ヒンディー語映画はドラスティックな変化を遂げたが、その中でも大きな変化のひとつと言っていいのが、ホラー映画がジャンルとして確立したことである。ハリウッド映画の影響により、ヒンディー語映画ではジャンルの多...

Delhi Belly

 ヒンディー語映画の中心地と言えばムンバイーであり、ムンバイーの旧名ボンベイとハリウッドの掛け合わせから、ヒンディー語映画産業は「ボリウッド」と呼ばれている。マラーティー語話者が大多数を占めるマハーラーシュトラ州の州都ム...

Badmaash Company

 しばらく大作の公開が控えられていたヒンディー語映画界だが、先週から堰を切ったように期待作・話題作の公開が続いている。2010年5月7日の週の目玉は、ヤシュラージ・フィルムスの「Badmaash Company」。監督は...

Love Aaj Kal (2009)

 プロデューサーとマルチプレックスの対立とそれに伴う新作ストライキが解決して以来、「New York」(2009年)、「Kambakhht Ishq」(2009年)、「Luck」(2009年)と、メジャーリリースが続いて...

Namastey London

 カリブ海の西インド諸島で開催中のクリケット・ワールドカップ。本日インドはスリランカと重要な一戦を行う。もし敗北したら、インドは屈辱的な予選敗退となる。既にパーキスターンの予選敗退が決定しており、今年は伝統の印パ戦は見ら...