Chehre

 スイス人作家フリードリヒ・デュレンマットの小説「A Dangerous Game」(1956年)を原作とした映画は今までインドで、マラーティー語映画「Shantalal Court Chaalu Aahe」(1971年...

Ray

 「Pather Panchali」(1955年/邦題:大地のうた)で有名なサティヤジト・ラーイ(サタジット・レイ)は、アジアにおいて黒澤明と並び称される映画監督とされ、日本の映画愛好家たちからも一目置かれた存在だ。日本...

Pagglait

 インド映画において結婚式シーンの出現率は非常に高い。ロマンス映画が結婚式でクライマックスを迎えるのはもはやお約束であるし、そうでなくてもストーリーを盛り上げたり歌や踊りを織り込んだりするためにサブキャラの結婚式を差し挟...

Sandeep Aur Pinky Faraar

 ヒンディー語映画界には個性が際立つ監督が多数いるが、ディバーカル・バナルジー監督もその一人だ。「Khosla Ka Ghosla!」(2006年)、「Oye Lucky! Lucky Oye!」(2008年)、「Lov...

Ghoomketu

 2020年5月22日からZee5で配信開始されたヒンディー語映画「Ghoomketu」は、低予算映画の作りで監督が新人ながら、キャストが非常にユニークで目を引く。

Romeo Akbar Walter

 1971年の第3次印パ戦争はインドの完全勝利に終わった戦争であるため、インド映画の題材にしやすい。ここに来てこの頃の印パ関係に関する映画が続いている。「The Ghazi Attack」(2017年)や「Raazi」(...

Sui Dhaaga

 21世紀に入り、インドは高度経済成長期を迎え、中産階級が財力を蓄えて行った。しかしながら、元々インドでは大きかった貧富の格差がさらに拡大し、貧困層は母国にいながら疎外感を味わうようになって行った。社会情勢に敏感なヒンデ...

Love per Square Foot

 不動産を巡る物語はインドでも少なくなく、特に大半の人にとって人生で最大の買い物となるマイホームを巡るゴタゴタは、例えば「Khosla Ka Ghosla!」(2006年)という傑作で取り上げられた。2018年2月14日...

Newton

 人口13億人のインドは世界最大の民主主義国であり、そこで実施される総選挙は年々規模を増し、世界記録を更新し続けている。あまりに有権者の数が多すぎるため、1日では投票は終了せず、1ヶ月以上に渡って地域ごと順番に投票が行わ...

Mantostaan

 サアーダト・ハサン・マントーは、英領インドに生まれ、パーキスターンで没したウルドゥー語作家である。特に印パ分離独立時の小説で名を知られている他、社会的なタブーに果敢に切り込んだ生々しい筆致で世間を騒がせた。インドでもよ...

Piku

 デリーはインドの首都であり、首都の性格上、インド各地から移住して来た人々が集まり住む移民の街でもある。元々デリーはパンジャーブ地方の一端に位置すると言えるのだが、移民の中で最も目立つのは、印パ分離独立時にパーキスターン...

Dirty Politics

 2000年に「Bawandar」という映画があった。1992年のバンワリー・デーヴィー事件に基づいた、インドの女性問題などを扱った社会派映画であった。2012年のデリー集団強姦事件は、女性問題をはじめとしたインドの社会...