Khiladi 786

 ハリウッドではヒット映画のパート2、パート3などが作られることはごく一般的であるが、ヒンディー語映画界ではそれはここ5~6年内に始まった新しいトレンドである。ヒンディー語映画界で初の続編映画は「Lage Raho Mu...

OMG: Oh My God!

 「English Vinglish」(2012年)に続けて観たのは、2012年9月28日公開のコメディー映画「OMG: Oh My God!」である。やはり大ヒットとなっている。内容は神様に対して訴訟するという奇想天外...

Ferrari Ki Sawaari

 かつてスポーツ映画はタブーとされて来たヒンディー語映画界であるが、「Lagaan」(2001年)の大ヒットにより、「スポーツ映画」というジャンルを確立できるぐらいスポーツを題材とした映画が出て来た。その中でも「Iqba...

Ready

 人間には本当に運気や運勢というものがあって、それが昇り調子のときもあれば下り調子のときもあるものであろうか?ヒンディー語映画スターたち一人一人のキャリアを見ていても、絶好調の時期と不調の時期というのがあるように思える。...

Dil Toh Baccha Hai Ji

 「Page 3」(2005年)、「Traffic Signal」(2007年)、「Fashion」(2008年)などのリアリズム娯楽映画で名を馳せたマドゥル・バンダールカル監督は、意外にも本日(2011年1月28日)公...

No Problem

 「No Entry」(2005年)、「Welcome」(2007年)、「Singh Is Kinng」(2008年)などのコメディー映画の大ヒットで、一躍ヒンディー語映画界の「新コメディーの帝王」に名乗りを上げたアニー...

Aakrosh

 インドではここ数年、「名誉殺人」と呼ばれる殺人事件がクローズアップされている。家族やコミュニティーの名誉を守るための殺人で、特に異カースト間や同ゴートラ間で駆け落ち結婚した若いカップルがその被害に遭うことが多い。ただ、...

Atithi Tum Kab Jaoge?

 インドには「アティティ・デーヴォー・バヴァハ(अतिथि देवो भवः)」というサンスクリット語の美しい言葉がある。「客人は神様と同じ」という意味である。客人の世話をすることは神様の世話をすることと同じで、功徳を積...

Road to Sangam

 2010年1月30日は特に祝日にはなっていないが、インド独立の父マハートマー・ガーンディーが暗殺された日であり、インド人にとって特別な日である。毎年この日、ガーンディーの記念碑があるラージガートで供養が行われる。そのガ...

Rann

 「インドのクエンティン・タランティーノ」の異名を持つ映画監督・プロデューサー、ラーム・ゴーパール・ヴァルマーは、最近趣味に走りすぎていて、観客からも映画館からも敬遠されているようである。確かに彼の映画は当たり外れが大き...

Paa

 2007年末に公開されて大ヒットとなったアーミル・カーン初監督作「Taare Zameen Par」は、ディスレクシア(失読症)という病気を扱った作品であった。特定の難病を扱った映画が割と簡単に一定の感動を呼ぶドラマと...

Radio

 かつてインド中でヒメーシュ旋風なるものが吹き荒れたことがあった。ヒメーシュ・レーシャミヤーは、音楽監督や歌手として人気を集め、遂に俳優業にまで進出したマルチタレントの人物である。赤いキャップ、泥棒髭、黒いロングコートと...