Hari Puttar

 ここ数週間、インドのみならず日本語のニュースでも話題になっていた一本のインド映画があった。それは「Hari Puttar」。大ヒット映画「ハリー・ポッター」シリーズの題名と酷似しており、混同する恐れがあるとして、「ハリ...

Saas Bahu aur Sensex

 2007年、ハリウッドのプロダクションが初めて制作したヒンディー語映画「Saawariya」(2007年)が公開された。ソニー・ピクチャーズが制作したこの映画は残念ながら失敗作に終わってしまったが、ハリウッドのインド進...

Phoonk

 ビパーシャー・バスの人気を決定付けたホラー映画「Raaz」(2002年)のヒット以来、ヒンディー語映画界では盛んにホラー映画が作られるようになった。残念ながらインドのホラー映画はまだ未熟で、日本のホラー映画のような精神...

Bow Barracks Forever!

 先日、アンジャン・ダット監督の「The Bong Connection」(2007年)を観たが、それに続くように同監督の「Bow Barracks Forever!」が公開されている。どうもアンジャン・ダット監督はコル...

Aap Ki Khatir

 今日は、2006年8月25日公開の新作ヒンディー語映画「Aap Ki Khatir」を観にPVRアヌパム4へ行った。「Aap Ki Khatir」は「君のために」という意味。監督は「Bewafaa」(2005年)のダル...

Corporate

 マドゥル・バンダールカル監督と言えば、「Chandni Bar」(2001年)や「Page 3」(2005年)など、社会システムの裏を暴く映画を作る映画監督である。そのバンダールカル監督の最新作「Corporate」が...

Fanaa

 今日はPVRバンガロールで、2006年5月26日公開の新作ヒンディー語映画「Fanaa」を観た。題名の「Fanaa」とはスーフィズムの専門用語で、自我の消滅と神との合一を達成した「消融」の状態を表す。ヒンドゥー教のモー...

Dosti: Friends Forever

 今日は、2005年12月23日に「Vaah! Life Ho Toh Aisi!」(2005年)と同時公開された新作ヒンディー語映画「Dosti」をPVRバンガロールで観た。昨日、バンガロールでは何者かによる銃の乱射事...

My Brother… Nikhil

 2005年3月25日から「My Brother… Nikhil」というヒンディー語映画が公開され始めた。ジューヒー・チャーウラーが出演していること、またポスターなどの雰囲気から、いい映画だろうと予想していた...

Morning Raga

 今日はPVRプリヤーで、2004年10月29日公開の新作ヒングリッシュ映画「Morning Raga」を観た。監督はマヘーシュ・ダッターニー、音楽はマニ・シャルマーとアニト・ハリ。キャストは、シャバーナー・アーズミー、...

Lakshya

 僕がデリーを去ったのは6月15日だった。その3日後の18日は、期待の映画「Lakshya」の公開日だった。この映画を観るために帰国を遅らせようかとも考えていたが、期待通りの名作ならば1ヶ月後、デリーに帰って来たときまで...

Kal Ho Naa Ho

 今年のヒンディー語映画界は、去年の駄作連発どん底状態と比べたらヒット作にも恵まれ、何とか上昇の兆しが見えてホッとしている。もう今年もあと残すところ1ヶ月となり、そろそろ今年のヒンディー語映画界を総括してもいい頃だ。今年...