7 Khoon Maaf

 シェークスピアの「マクベス」と「オセロ」をインドの農村部に当てはめて巧みにヒンディー語映画化したヴィシャール・バールドワージ監督は、音楽監督から映画監督に転身した変わり種である他、子供向け映画の先駆者としても重要な人物...

Mirch

 今年最後の話題作「Tees Maar Khan」(2010年)の公開を次週に控えており、同作とのバッティングを避けて2010年12月17日には大きな作品の公開がなかった。代わりに小粒の映画が多数公開されることになった。...

Right Yaaa Wrong

 2010年3月12日に、毎年恒例の都市対抗クリケット・リーグ、インディアン・プレミアリーグ(IPL)が開幕した。このリーグは、毎日1~2試合を消化しながら、4月25日の決勝戦まで続く。この期間、インド人の関心は完全にク...

Atithi Tum Kab Jaoge?

 インドには「アティティ・デーヴォー・バヴァハ(अतिथि देवो भवः)」というサンスクリット語の美しい言葉がある。「客人は神様と同じ」という意味である。客人の世話をすることは神様の世話をすることと同じで、功徳を積...

Wake Up Sid

 2009年10月2日に「Do Knot Disturb」と共に封切られた新作ヒンディー語映画が「Wake Up Sid」であった。ヒンディー語映画界の重鎮カラン・ジョーハルのプロデュースで、デビュー以来順調に主演作を重...

Luck by Chance

 ヒンディー語映画界では、映画産業の様々な側面を題材にした映画がコンスタントに作られている。「Om Shanti Om」(2007年)や「Khoya Khoya Chand」(2007年)は過去や現在のヒンディー語映画界...

The President Is Coming

 現在インドの映画界では、昨年末公開された「Rab Ne Bana Di Jodi」(2008年)と「Ghajini」(2008年)の旋風がまだ続いている。この間いくつか映画が公開されたが、ほとんど巷の話題にも上らない小...

Dil Kabaddi

 2008年最後の月となったが、ヒンディー語映画界はラストスパートに入っており、年末までに数本の話題作が公開予定である。それを前に、小規模作品の投げ売りウィークになってしまったのが今週のようである。ヒンディー語映画だけで...

Fashion

 スターシステム根強いヒンディー語映画界にも、名前だけで「これは見なければ」と思わせてくれる監督が数人いる。マドゥル・バンダールカル監督はその一人だ。バンダールカル監督は、今までインド映画が決して描かなかったインド社会の...

Aaja Nachle

 「マードゥリー復活!」そんな大々的な宣伝と共に1、2ヶ月前から「Aaja Nachle」のプロモ映像が流れ始めた。マードゥリー・ディークシト。90年代のヒンディー語映画界に君臨した女王である。マードゥリー以降、マードゥ...

Laaga Chunari Mein Daag

 大ヒットの予感がする「Bhool Bhulaiyaa」(2007年)に続けて、2007年10月12日公開、ヤシュラージ・フィルムス制作の「Laaga Chunari Mein Daag」も鑑賞した。ジャンルは全く異なる...

Life In A… Metro

 ここ1週間何かと忙しくて、先週公開された「Yatra」(2007年)は見逃してしまった。だが、本日(2007年5月11日)より公開の「Life In A… Metro」は見逃すまいと、暇を作って公開初日に映...