Angrezi Medium

 インドの熾烈なお受験戦争を題材にしたブラックコメディー映画「Hindi Medium」(2017年)は高い評価を受け、日本でも「ヒンディー・ミディアム」の邦題と共に劇場一般公開された。プロデューサーのディネーシュ・ヴィ...

Good Newwz

 昨今のヒンディー語映画は生殖に関するテーマも果敢に題材とするようになっており、過去に精子ドナーを題材にした「Vicky Donor」(2012年)、勃起不全を題材にした「Shubh Mangal Saavdhan」(2...

Veere Di Wedding

 2010年代のヒンディー語映画界の大きな特徴のひとつは、女性が主人公の映画が増えたことだ。女性が主人公と言うことは女優が主演の映画であり、しかも観客層は女性となる。かつては男優の添え物に過ぎなかった女優たちにとって、自...

Udta Punjab

 「Udta Punjab」は、2017年のインディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン(IFFJ)でオープニング作品に選ばれた映画である。邦題は「フライング・パンジャーブ」となった。原題の「Udta」は「飛ぶ」とい...

Ki & Ka

 男性と女性の体が入れ替わるというファンタジーは、日本映画に限っても、児童文学「おれがあいつであいつがおれで」原作の「転校生」(1982年)から新海誠監督のアニメ映画「君の名は。」(2006年)まで、いくつも例があり、目...

Bajrangi Bhaijaan

 南アジアの情勢についてあまり詳しくない人にとって、インドとパーキスターンの関係は分かりにくいかもしれない。この2国は過去に3回(非公式なものを含めると4回)戦争をしており、お互いにお互いを宿敵と認識している。インドは長...

Gabbar Is Back

 勧善懲悪はインドのアクション映画の基本である。巨悪に敢然と立ち向かう無敵のヒーロー像は過去に何度も繰り返し増産されて来た。しかしながら、この「勧善懲悪」が、決まり切ったストーリーの典型として、インド映画の弱点に数えられ...

Brothers

 日本でもJリーグが成功したことでサッカーの底上げが実現し、他のスポーツにも数々の「リーグ」が誕生したように、インドでも、2008年にローンチされたクリケットのインディアン・プレミアリーグが成功したことで、様々なスポーツ...

Happy Ending

 毎年恒例となったインディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン(IFFJ)の2015年度上映作品が発表となった。「Happy Ending」はその中の一本である。インド本国では2014年11月21日に公開された。ヒン...

Singham Returns

 ヒンディー語映画界ではコンスタントに警官モノの映画が作られ続けている。その観点は様々で、警察に対する批判めいたものもあれば、警察を礼賛する内容のものもある。ヒンディー語映画の拠点はムンバイーであるため、ムンバイー警察が...

Gori Tere Pyaar Mein!

 ヒンディー語映画は世の流れに敏感で、その時々の時事問題を巧みにストーリーに織り込んで来る。よって、ヒンディー語映画をフルに楽しもうと思ったら、インドの一般常識をある程度頭に入れておく必要がある。ヒンディー語映画の文脈に...

Satyagraha

 東京外国語大学のインド人客員教授ラーム・P・ドゥイヴェーディー氏が2014年1月25日に、2013年8月30日に公開されたヒンディー語映画「Satyagraha」について講演をするとの告知を受け取った。ちょうど翌日の2...