My Name Is Khan

 1998年に「Kuch Kuch Hota Hai」で映画監督デビューして以来、カラン・ジョーハルは常にヒンディー語娯楽映画の代表であり、業界のご意見番であり、話題の中心だった。彼の監督作品を改めて振り返ってみると、ま...

Rab Ne Bana Di Jodi

 インド映画界最大のコングロマリット、ヤシュラージ・フィルムス。一社で映画制作、配給、音楽CD/VCD/DVD販売など、映画に関わる事業は映画館経営を除き全て手掛けていると言っていい。出す映画出す映画全てヒットという時期...

U Me Aur Hum

 昨年末、人気男優アーミル・カーンが「Taare Zameen Par」(2007年)で監督デビューを果たした。アーミル・カーンは寡作な代わりに各作品に全身全霊をつぎ込む完璧主義者として知られており、昔から監督志向が強い...

Kabhi Alvida Naa Kehna

 ヒンディー語映画はスター俳優たちで成り立っているが、ヒンディー語映画界には並み居るスターたちよりも観客動員数に絶大な影響力を持つ人気監督が何人かいる。カラン・ジョーハルはその筆頭である。カラン・ジョーハル監督は今まで「...

Fanaa

 今日はPVRバンガロールで、2006年5月26日公開の新作ヒンディー語映画「Fanaa」を観た。題名の「Fanaa」とはスーフィズムの専門用語で、自我の消滅と神との合一を達成した「消融」の状態を表す。ヒンドゥー教のモー...

Kabhi Khushi Kabhie Gham

 今日は2001年12月14日公開の超話題作「Kabhi Khushi Kabhie Gham」のチケットを予約していた。コンノート・プレイスのプラザ・シネマで朝10:45からだったので、遅刻しないように早めに家を出た。...

Kuch Kuch Hota Hai

 インド映画は100年以上の歴史を誇り、珠玉の名作がいくつもあるが、1998年10月16日公開のヒンディー語映画「Kuch Kuch Hota Hai(何かが起こっている)」は、インド人の誰もが大好きな傑作中の傑作として...

Dilwale Dulhania Le Jayenge

 1995年10月20日、ディーワーリー祭に合わせて公開された「Dilwale Dulhania Le Jayenge」、通称「DDLJ」は、1990年代のヒンディー語映画の中でもっともヒットし、もっとも重要な作品のひと...

Karan Arjun

 1995年1月13日公開の「Karan Arjun」は、ヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教など、インド発祥の宗教が共通して拠り所とする死生観である輪廻転生をストーリーに組み込んだインド映画の代表だ。また、「Dilwale ...