Aparshakti Khurana – FILMSAAGAR

CTRL

　2024年10月4日からNetflixで配信開始された「CTRL」は、スマートフォンやPCの画面上でストーリーが進行する、いわゆるスクリーンライフ映画だ。これは、2010年代に生まれた新しいスタイルのストーリーテーリン...

　プロデューサーのディネーシュ・ヴィジャンは、ホラーとコメディーを融合させた一連のホラーコメディー映画を次々にヒットさせ、「マドック・スーパーナチュラル・ユニバース（MSU）」と称したユニバースを打ち出すようになった。2...

　2024年8月15日公開の「Khel Khel Mein（遊びのつもりで）」は、準オールスターキャストの暴露系エンターテイメント映画である。イタリア映画「おとなの事情」（2016年）のリメイクだ。

　「Berlin」は、ロサンゼルス・インド映画祭で2023年10月14日にプレミア公開され、インドではZee5にて2024年9月13日から配信開始されたスパイ映画である。ただし、かなり異色の映画だ。まず、「ベルリン」を題...

　Amazon Primeのウェブドラマ「Jubilee」シーズン1は、1940年代から50年代のヒンディー語映画界を舞台にした物語であり、日本のAmazonでも日本語字幕付き、もしくは日本語吹替で視聴できる。邦題は「ジ...

　ヒンディー語映画界におけるホラー映画の発展史は興味深いトピックだ。元々「マサーラー映画」と呼ばれ、あらゆる娯楽要素が詰め込まれた映画作りが行われてきたが、1990年代にラーム・ゴーパール・ヴァルマー監督が先駆けとなって...

　2022年9月23日公開の「Dhokha: Round D Corner（裏切りはすぐ近くに）」は、誰が本当のことを言っているのか分からない、黒澤明監督「羅生門」（1950年）スタイルのスリラー映画である。

　日本で「親ガチャ」と言葉が不気味な流行を見せている。「子供は親を選べない」、「人生は生まれる親で決まる不平等な運ゲーだ」という意味であろう。だが、2021年10月29日からDisney+ Hotstarで配信開始された...

　精子ドナーを主題とした「Vicky Donor」（2012年）辺りからヒンディー語映画は性に関するタブーを盛んに映画にするようになった。勃起不全（ED）を主題とした「Shubh Mangal Saavdhan」（201...

　インド映画というと「歌って踊って」というイメージが強いが、本当に歌って踊ってばかりの映画というのは実は珍しい。必ずストーリーがあって、そこに歌と踊りが混ぜ込まれる。だが、振付師出身レモ・デスーザ監督の「ABCD」シリー...

　ヒンディー語映画界では、過去にリリースされた映画と同じ名前の映画を作ることにあまり抵抗がないようである。「Hera Pheri」（1976年／2000年）、「Golmaal」（1979年／2006年）、「Dilwale...

　世の中に完璧な人はそうおらず、人はそれぞれ自身の何らかのことにコンプレックスを抱いているものだが、そのコンプレックスを逆手に取って、もしくはそのコンプレックスを助長することによって、金儲けをしようとする業者も多い。割と...