Befikre

 ヒンディー語映画界最大のコングロマリット、ヤシュラージ・フィルムスの会長兼社長アーディティヤ・チョープラーは、インド映画史に残る名作の数々をプロデュースして来たが、監督としては寡作であり、2000年代までは「Dilwa...

Sultan

 2008年にクリケットのインディアンプレミアリーグ(IPL)が始まって以来、インドでは様々な「リーグ」が雨後の筍のように生まれている。2012年開始のスーパーファイトリーグ(SFL)、2013年開始のプレミアバドミント...

Titli

 ヒンディー語映画界でギャング・ウォーと言うとムンバイーがすぐ思い浮かぶが、最近はムンバイー以外のアンダーワールドにもスポットライトが当てられるようになった。例えば「Gangs of Wasseypur」(2012年)で...

Dum Laga Ke Haisha

 21世紀も既に2つめの10年間に入り、いつの間にか90年代が遠く感じるようになった。90年代が遠くなったことで、90年代という時代自体が映画の舞台装置に使われるようになった。例えば「Om Shanti Om」(2007...

Mardaani

 2012年12月にデリーで発生した集団暴行事件、いわゆるニルバヤー事件は、デリー及びインドの女性安全問題の決定的なターニングポイントとなった。それ以降も強姦事件や女性に対する暴行事件はなくならなかったのだが、法律の改正...

Gunday

 一時的なトレンドなのか、はたまた偶然の産物か、最近のヒンディー語映画では「石炭」が何らかの形でよく出て来る。過去には「Kaala Patthar」(1979年)や「Koyla」(1997年)などがあった訳だが、ここ数年...

Ladies vs Ricky Bahl

 ヒンディー語映画界最大のコンゴロマリットであるヤシュラージ・フィルムスは、大スターを起用した大予算型映画の制作と同時に、新人監督や新人俳優にもコンスタントにチャンスを与えており、その中からスターも生まれている。近年ヤシ...

Mere Brother Ki Dulhan

 ヒンディー語映画界最大の映画コンゴロマリットであるプロダクション、ヤシュラージ・フィルムスは毎年複数本の映画をリリースしているのだが、意外にも今年は、本日(2011年9月9日)より公開のラブコメ映画「Mere Brot...

Band Baaja Baaraat

 ヒンディー語映画界最大の映画コングロマリット、ヤシュラージ・フィルムスは、毎年様々な規模とジャンルの映画をコンスタントに量産している。一時期はヤシュラージ・フィルムス制作の映画から工場生産製品のような味気のなさを感じて...

Lafangey Parindey

 2000年代後半に活発に活動するようになった若手俳優の中で既に勝ち組がはっきりして来ており、最近のヒンディー語娯楽映画は、その勝ち組の男優と女優を組み合わせて作るのが一種のトレンドとなっている。勝ち組を具体的に指摘する...

Badmaash Company

 しばらく大作の公開が控えられていたヒンディー語映画界だが、先週から堰を切ったように期待作・話題作の公開が続いている。2010年5月7日の週の目玉は、ヤシュラージ・フィルムスの「Badmaash Company」。監督は...

Rocket Singh: Salesman of the Year

 ランビール・カプールの勢いが止まらない。往年の名優リシ・カプールの息子として「Saawariya」(2007年)で大々的デビューを果たしたランビールであったが、同作品がフロップに終わった上に劇中で見せた裸踊りが散々ネタ...