Harishchandrachi Factory (Marathi)

 インド初の純国産映画「Raja Harishchandra」(1913年)を作ったダーダーサーヘブ・パールケーは「インド映画の父」として知られている。世界最大の映画大国であるインドの映画産業の礎を築いた人物であり、イン...

Road to Sangam

 2010年1月30日は特に祝日にはなっていないが、インド独立の父マハートマー・ガーンディーが暗殺された日であり、インド人にとって特別な日である。毎年この日、ガーンディーの記念碑があるラージガートで供養が行われる。そのガ...

Ishqiya

 マルチプレックス時代の到来により、ヒンディー語映画の境界は急速に拡大し、従来の枠組みに囚われない様々な映画が作られるようになった。この動きの中で重要な役割を果たしている監督は何人かいるのだが、ヴィシャール・バールドワー...

Rann

 「インドのクエンティン・タランティーノ」の異名を持つ映画監督・プロデューサー、ラーム・ゴーパール・ヴァルマーは、最近趣味に走りすぎていて、観客からも映画館からも敬遠されているようである。確かに彼の映画は当たり外れが大き...

Veer

 毎週のように新作が公開されるヒンディー語映画。1年には52週ある訳だが、期待作が公開されるタイミングはある程度決まっている。それは祝祭シーズンであったり、まとまった連休を含む週であったりする。1年の最初の期待作公開のタ...

Chance Pe Dance

 インドでは長らく映画が娯楽の王様として君臨して来た。テレビの普及やビデオの出現などによってその地位が脅かされたこともあったが、映画館で親しい人々と映画を観るという行為はいつの時代も娯楽の定番であり続け、最新作は人々の話...

Dulha Mil Gaya

 映画の出来を鑑賞前に予想する際、参考となる要素はいくつかあるのだが、やはりスターシステム健在のヒンディー語映画界では、どのスターが出演しているかを見ることでおおよその見当を付けることが可能である。最近は大スター出演の大...

Pyaar Impossible!

 インドに長く住んでいると、年末年始とか正月とかあまり関係なくなって行くが、その年最初に観る映画にはちょっとだけ気を遣う。年明け早々下らない映画を観てしまうと、その先1年間に暗雲が立ちこめるような気がするのである。だから...