Indian

3.0
Indian
「Indian」

 今日は朝から、2001年10月26日公開のヒンディー語映画「Indian」を見に出掛けた。事前に調べた情報では12時半からだったと思うのだが、パハールガンジ近くの映画館シーラーに着いてみたら実際は12時からで、既に始まってしまっていた。仕方がないので次の3時15分からの回のチケットを買って暇を潰した。

 「Indian」は読んで字のごとく、インド人としてのナショナリズムを大いに高揚させるような映画だった。監督はNマハーラージャン。サニー・デーオールとシルパー・シェッティーが主演だが、ほとんどサニー・デーオールの一人舞台、独断場といった感じの映画だった。さすがにサニーの父であるダルメーンドラがプロデューサーをしているだけあった。「オレは警官である前に、インド人だ!」とサニーが叫ぶシーンがあるのだが、まさにこのセリフがこの映画を語りつくしていた。サニーは凄腕の警官なのだが、凄腕というよりは暴力警官と言ったほうがしっくりくるくらい、所構わず相手を選ばず暴力をふるいまくる。別に殴らなくてもいいのに殴る。そして殴られた人は異常なまでの吹っ飛び方をする。それを見た観客は大喜び。なのにサニーはあまりお咎めを受けずストーリーは進行する。細かいところは気にするな、といった感じの大味なヴァイオレンス・ムービーだった。本当はこういう映画が一番インド人に受けがいいのだろう。シルパー・シェッティーは警官の妻の役だったが、あまり目立っていなかった。

 物語はいきなり激しいカーチェイスから始まる。暴力警官サニーは暴走に暴走を重ねて国際的なテロリストを逮捕し、牢屋にぶちこむ。その牢屋は特別に厳重な監視のもとに置かれているのだが、テロリストはその中から巧みに外部と連絡を取ってテロを指示する。インドは彼のテロによって恐怖に陥れられる。サニーはなんとかそのテロを止め、そのテロリストの黒幕が、ある大物パンディット(バラモン)であることを突き止める。そしてパンディットとサニーの間で卑劣な殺し合いを繰り広げる。最後はサニーがテロリストを殺し、パンディットも殺し、一件落着となった。