36 Farmhouse

 2020年、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、インド政府は3月25日からロックダウンを宣言した。映画館も封鎖され、新作映画の公開が止まったこともあり、映画界も多大な影響を受けた。このロックダウンは5月31日まで続き、そ...

Hero (2015)

 ヒンディー語映画界では血統主義が色濃く、監督や俳優などの子供が監督や俳優になるサイクルが繰り返され、さらに血統主義が推進されている。スターキッドのデビュー作では、親の仲間たちが最大限の支援をするのが常だ。スターの子供た...

Yuvvraaj

 近年のヒンディー語映画界においてもっとも急激に頭角を現した若手女優はカトリーナ・カイフである。2003年のデビュー当初はほとんど注目を浴びなかったのだが、2007年から08年にかけてヒット作を連発し、あれよあれよと言う...

Black & White

 「Jodhaa Akbar」以来、しばらく新作ヒンディー語映画が公開されずにいたが、2008年3月7日、ひとつ傑作が公開された。「Black & White」。公開直後からタックスフリーになっており、質の高さが...

Iqbal

 今日はPVRアヌパム4で、2005年8月26日公開の新作ヒンディー語映画「Iqbal」を観た。プロデューサーはスバーシュ・ガイー、監督はナーゲーシュ・ククヌール。キャストは、ナスィールッディーン・シャー、シュレーヤス・...

Kisna

 2004年末のヒンディー語映画界は大予算愛国主義映画が目白押しだった。ヤシュ・チョープラー監督の「Veer-Zaara」(予算3億ルピー)、アーシュトーシュ・ゴーワーリカル監督の「Swades」(予算3億ルピー)、アニ...

Joggers’ Park

 今日はPVRアヌパム4で、2003年9月12日公開のヒングリッシュ映画「Joggers’ Park」を見た。「Bollywood Calling」(2001年)でデビューし、つい先日見た「Mumbai Ma...

Yaadein

 2001年7月27日公開の「Yaadein(思い出)」は個人的に思い出深い作品だ。インド留学のためにデリーに降り立ったタイミングで公開され、生活が落ち着いて映画館に行く余裕ができたときに鑑賞した、インド映画との関わりの...

Taal

 1999年8月13日公開の「Taal(リズム)」は、同年の大ヒット作の一本だ。インド映画の最大の特徴である歌と踊りをこれでもかと詰め込んだだけでなく、その作曲を巨匠ARレヘマーンに任せている。「Taal」の音楽は彼の最...