Kalki 2898 AD (Telugu)

 テルグ語映画界は昔からインド映画の「御三家」としてヒンディー語映画やタミル語映画と共に一定の勢力は誇ってきたものの、長らくローカルな人気に留まり、インド全国に何かムーブメントを起こすということはなかった。それを一変させ...

Vikram

 2021年に日本で劇場一般公開された「Kaithi」(2019年/邦題:囚人ディリ)はインド本国でヒットになったが、この映画はこれで終わりではなかった。ローケーシュ・カナガラージ監督は「ローケーシュ・シネマティック・ユ...

Vishwaroop

 ここ数週間、大いに世間を騒がせていたのはカマル・ハーサン制作・監督・主演の「Vishwaroopam」および「Vishwaroop」であった。タミル語・テルグ語版のタイトルが前者で、ヒンディー語版タイトルが後者となる。...

Dashavtar

 様々な要因が重なり、現在ヒンディー語映画界では未曾有の新作不足に陥っている。その代わりハリウッド映画が大々的に上映されたり、普段は公開されないような低予算マイナー映画が公開されている。そんな中、昨年南インドで大ヒットし...

Mumbai Xpress

 クリケットのパーキスターン代表がインド遠征に来ており、インド人は皆クリケット観戦をしているから映画館は空いているだろうと思い、映画を観に出かけることにした。2005年4月15日から封切られたヒンディー語映画は4本。時間...

Abhay

 2001年11月15日公開のヒンディー語映画「Abhay」は、タミル語映画界のスーパースター、カマル・ハーサンが一人二役で主演を務める映画である。カマル自身が1984年に書いた小説「Dhayam」を原作にしている。タミ...

Hey Ram

 「インド独立の父」と呼ばれるマハートマー・ガーンディーはインドが独立を果たした1947年の約半年後となる1948年1月30日に暗殺された。ガーンディーに3発の銃弾を撃ち込んだのは狂信的なヒンドゥー教徒のナートゥーラーム...

Indian (Tamil)

 インド独立からおよそ50年となる1996年5月9日に公開されたタミル語映画が「Indian」である。監督は、その後「Robot」(2010年/邦題:ロボット)などのド派手なアクション映画を撮ることになるシャンカルで、彼...