Kalki 2898 AD (Telugu)

 テルグ語映画界は昔からインド映画の「御三家」としてヒンディー語映画やタミル語映画と共に一定の勢力は誇ってきたものの、長らくローカルな人気に留まり、インド全国に何かムーブメントを起こすということはなかった。それを一変させ...

Chup

 Rバールキー監督は、「Cheeni Kum」(2007年)や「Padman」(2018年/邦題:パッドマン 5億人の女性を救った男)など、インテリ層向けの洗練された映画を得意とする映画監督である。2022年9月23日に...

Sita Ramam (Telugu)

 インドにとって血を分けた兄弟国家パーキスターンとの関係は大きな命題であり、映画でも様々な形で触れられる。ヒンディー語映画には「Bajrangi Bhaijaan」(2015年/邦題:バジュランギおじさんと、小さな迷子)...

Kurup

 2021年11月4日公開の「Kurup」は、1984年から指名手配され続けている犯罪者スクマーラン・クループを取り上げた映画だ。マラヤーラム語映画だが、テルグ語、タミル語、カンナダ語、そしてヒンディー語版も公開された。...

The Zoya Factor

 インドで最も人気のあるスポーツはクリケットである。インドのクリケット熱は「宗教」と呼んで差し支えないほどであり、広大かつ多様なインドをひとつにする唯一の事物とも言える。クリケットは頻繁に映画の題材にもなっており、様々な...

Karwaan

 多様な自然と文化を誇るインドは旅をしてこその国であり、ブッダの時代から多くの旅人たちに旅され、愛されて来た。インド映画界も自国のそんな魅力を存分に活用して来ており、風光明媚な光景で撮影を行ったり、旅情あふれる作品を生み...

Ustad Hotel (Malayalam)

 2012年6月29日公開のマラヤーラム語映画「Ustad Hotel」は、ビリヤーニー(インド風炊き込みご飯)を名物とする老舗食堂「ウスタード・ホテル」を巡る祖父と孫の物語である。国家映画賞を受賞するなど、非常に高い評...