Dabangg 3

 ヒンディー語映画の人気シリーズに、サルマーン・カーン主演の「Dabangg」シリーズがある。大胆不敵で腕っ節が強く、ズルやお茶目もする警察官チュルブル・パーンデーイが主人公で、痛快なアクションとチュルブルのもったいぶっ...

Loveyatri

 インドにおいて「お祭りシーズン」といえば、10月から11月の時期になる。年によって多少はずれるものの、大体これら両月にナヴラートリ、ダシャハラー、そしてディーワーリーという3つの大きな祭りが続くためだ。そして、これらの...

Kis Kisko Pyaar Karoon

 2015年9月25日公開の「Kis Kisko Pyaar Karoon(誰と誰を愛そうか)」は、人気コメディアン、カピル・シャルマー主演のコメディー映画である。カピルは過去に映画に出演したことがあるが、この作品は彼の...

Dolly Ki Doli

 泥棒や詐欺師のような軽犯罪者を主人公にした、いわゆる「コン」モノの映画はインド人の大好物だ。頭脳を使って稼ぐことが褒めそやされる国民性や、騙された者をせせら笑う「他人の不幸は蜜の味」的な悦楽があるのだろう。インド人の人...

Dabangg 2

 南インドのヒット映画をリメイクしたヒンディー語は昔から少なくなかったのだが、特にここ最近はその種の映画が非常に目立つようになった。中でもアクション映画が人気で、「Ghajini」(2008年)、「Wanted」(200...

Ready

 人間には本当に運気や運勢というものがあって、それが昇り調子のときもあれば下り調子のときもあるものであろうか?ヒンディー語映画スターたち一人一人のキャリアを見ていても、絶好調の時期と不調の時期というのがあるように思える。...

Dabangg

 最近は権利のバラ売りによって公開前に制作費を回収したり、綿密なマーケティングによってターゲットを絞った映画作りが行われるようになったりしているものの、インドでは依然として映画というビジネスは博打に近い商売であり、映画業...

Kisaan

 2009年8月28日公開の「Kisaan(農民)」は、その名の通り農民を主人公にした映画である。基本的にはヒンディー語映画だが、パンジャーブ州の農村を舞台にしているため、台詞の半分はパンジャービー語だ。サルマーン・カー...

The Stoneman Murders

 2009年2月13日公開のヒンディー語映画「The Stoneman Murders」は、1983年にボンベイ(現ムンバイー)で起きた連続殺人事件をテーマにした映画である。ニヒルな演技に定評のあるケー・ケー・メーナンが...

Fashion

 スターシステム根強いヒンディー語映画界にも、名前だけで「これは見なければ」と思わせてくれる監督が数人いる。マドゥル・バンダールカル監督はその一人だ。バンダールカル監督は、今までインド映画が決して描かなかったインド社会の...

Hello

 コールセンターのオペレーターは、英語を不自由なく話せるレベルの教育があるインド人に人気の職業である。インドでは、人件費の安さに加え、米国から見てちょうど地球の反対側に位置しているという地理上の偶然と、英語話者人口が比較...

Jaane Tu… Ya Jaane Na

 ヒンディー語映画界の2007年は下半期にヒット作が集中する偏った年となった。どうやら2008年もそのパターンを踏襲しそうだ。2008年上半期は、「Jodhaa Akbar」、「Race」、「Jannat」、「Sarka...