Saina

 サーイナー・ネヘワールと言えば、インドが誇る女子バドミントン選手である。インドは人口が多い割には、クリケットの異様なまでの人気など、いくつかの事情から、世界レベルのスポーツ選手を多く輩出できていないのだが、サーイナーだ...

Mumbai Saga

 ムンバイーの裏社会はヒンディー語映画が好んで取り上げるネタで、実話に基づく物語から完全なるフィクションまで、数多くの映画が作られている。実在の人物で、もっとも多く映画化されているのは、1970年代に台頭したマフィアのド...

Sniff!!!

 アモール・グプテー監督は子供を使った映画を作るのが得意な映画監督だ。お弁当を題材にした「Stanley Ka Dabba」(2011年/邦題:スタンリーのお弁当箱)は日本でも公開されたし、「Hawaa Hawaai」(...

Singham Returns

 ヒンディー語映画界ではコンスタントに警官モノの映画が作られ続けている。その観点は様々で、警察に対する批判めいたものもあれば、警察を礼賛する内容のものもある。ヒンディー語映画の拠点はムンバイーであるため、ムンバイー警察が...

Hawaa Hawaai

 印パの社会活動家、カイラーシュ・サティヤールティーとマラーラー・ユーサフザイーがノーベル平和賞を同時受賞した。この二人は共同で何かをしていた訳ではないが、この二人に共通するのは、教育問題のために戦って来たという点である...

Bheja Fry 2

 大予算型映画が期待通りの興行収入を得られない中、優れた脚本と演技に支えられた低予算映画が健闘し大きな利益を上げるという現象がここ数年続き、ニッチな客層をターゲットにした低予算型映画に、芸術的な観点からもビジネス的な観点...

Stanley Ka Dabba

 ヒンディー語映画界をリードする人気スターの一人アーミル・カーンの監督デビュー作「Taare Zameen Par」(2007年)で、脚本に加えてクリエイティヴ・ディレクターなる肩書きを務めたのがアモール・グプテーという...

Phas Gaye Re Obama

 ヒンディー語映画には、政治的な理由からか、あまりインドの大統領や首相は実名で登場しないのだが、なぜか米国の大統領は台詞の中でも登場人物としても実名でよく登場する。もちろん映画に米大統領が登場するときは、ニュース映像以外...

Kaminey

 今週は、14日のジャナマーシュトミー(クリシュナ生誕祭)と15日の独立記念日が重なっており、映画公開に適した週になっている・・・はずだったのだが、インド各地で豚インフルエンザが猛威を振るっており、プロデューサーやディス...

Taare Zameen Par

 アーミル・カーンはヒンディー語映画界を代表する完璧主義の男優であるが、出演作を厳選することでも知られており、彼の映画は年に1、2本公開されるぐらいである。だが、完璧主義者なだけあり、アーミル・カーン主演作はヒンディー語...