映評
Cash (2007)
8月15日の独立記念日の前後の週は毎年大作や期待作が公開される。「Dus」(2005年)をヒットさせたアヌバヴ・スィナー監督もこの時期に新作「Cash」を投入して来た。「Dus」と似たスタイリッシュなアクションスリラー...
Gandhi, My Father
「インドの父」として今でも尊敬を集め、インドの歴史を語る上で必ずその名が出て来るマハートマー・ガーンディーだが、彼とその息子たちとの関係は必ずしも良好ではなかった。ガーンディーにはハリラール、マニラール、ラームダース、...
Bow Barracks Forever!
先日、アンジャン・ダット監督の「The Bong Connection」(2007年)を観たが、それに続くように同監督の「Bow Barracks Forever!」が公開されている。どうもアンジャン・ダット監督はコル...
Khuda Kay Liye (Pakistan)
インドとパーキスターンというと仇敵同士のイメージがあるが、二国間の文化交流は割と活発である。映画界ひとつを取ってみても、パーキスターン人俳優がインド映画に出演したり、インド人俳優がパーキスターンの映画祭に出席したりして...
The Bong Connection
今日は2007年7月6日より公開の映画「The Bong Connection」を観た。「ボング」とはベンガル人に対する愛称/蔑称であり、その題名の通り、ベンガル人コミュニティーを題材にした、ベンガル人俳優総出演の、ベ...
Sivaji: The Boss (Tamil)
日本のインド映画ブームには数度の波があるようだが、僕は明らかに「Muthu」(1995年/邦題:ムトゥ 踊るマハラジャ)世代になる。1998年に日本で公開され、短くも強力なインド映画(正確にはタミル語映画)ブームを巻き...
Jhoom Barabar Jhoom
ヒマーチャル・プラデーシュ州を旅行していたため、2007年6月15日から公開された期待作「Jhoom Barabar Jhoom」を観るのが遅れてしまった。だが、ヒンディー語映画界最大の映画コングロマリット、ヤシュラー...