Naya Daur

 インド映画史上最高傑作に数えられることも多い「Mughal-e-Azam」(1960年)が3年前のディーワーリー週(2004年11月12日)に完全カラー化されて公開されたときは大きな話題を呼んだ。白黒映画のカラー化には...

Cash (2007)

 8月15日の独立記念日の前後の週は毎年大作や期待作が公開される。「Dus」(2005年)をヒットさせたアヌバヴ・スィナー監督もこの時期に新作「Cash」を投入して来た。「Dus」と似たスタイリッシュなアクションスリラー...

Gandhi, My Father

 「インドの父」として今でも尊敬を集め、インドの歴史を語る上で必ずその名が出て来るマハートマー・ガーンディーだが、彼とその息子たちとの関係は必ずしも良好ではなかった。ガーンディーにはハリラール、マニラール、ラームダース、...

Bow Barracks Forever!

 先日、アンジャン・ダット監督の「The Bong Connection」(2007年)を観たが、それに続くように同監督の「Bow Barracks Forever!」が公開されている。どうもアンジャン・ダット監督はコル...

Partner

 今日は、2007年7月20日より公開の新作ヒンディー語映画「Partner」を見た。サルマーン・カーンとゴーヴィンダー共演のコメディー映画である。監督は「コメディーの帝王」デーヴィッド・ダワン。サルマーン・カーンが恋人...

Naqaab

 「今年最もエキサイティングなスリラー」として大々的に売り出されていたヒンディー語映画「Naqaab」。2007年7月13日から公開された。

Khuda Kay Liye (Pakistan)

 インドとパーキスターンというと仇敵同士のイメージがあるが、二国間の文化交流は割と活発である。映画界ひとつを取ってみても、パーキスターン人俳優がインド映画に出演したり、インド人俳優がパーキスターンの映画祭に出席したりして...

The Bong Connection

 今日は2007年7月6日より公開の映画「The Bong Connection」を観た。「ボング」とはベンガル人に対する愛称/蔑称であり、その題名の通り、ベンガル人コミュニティーを題材にした、ベンガル人俳優総出演の、ベ...

Apne

 ヒンディー語映画界には何世代にも渡って映画界に関わっている家系がいくつもあり、いわゆる「映画カースト」を形成している。そしてそういう家系の親子共演、兄弟共演はメディアや観客の注目を集めやすい要素であり、必ず話題となる。...

Sivaji: The Boss (Tamil)

 日本のインド映画ブームには数度の波があるようだが、僕は明らかに「Muthu」(1995年/邦題:ムトゥ 踊るマハラジャ)世代になる。1998年に日本で公開され、短くも強力なインド映画(正確にはタミル語映画)ブームを巻き...

Jhoom Barabar Jhoom

 ヒマーチャル・プラデーシュ州を旅行していたため、2007年6月15日から公開された期待作「Jhoom Barabar Jhoom」を観るのが遅れてしまった。だが、ヒンディー語映画界最大の映画コングロマリット、ヤシュラー...

The Train

 2007年6月8日公開の「The Train」は、主演のイムラーン・ハーシュミーが人気急上昇期の頃に撮られたスリラー映画だ。題名の意味は「列車」であるが、舞台はタイのバンコクであり、バンコクの市内交通の要であるMRT(...