今日はスラブと映画を観に行く約束をしていた。1時頃家に戻ると、早速スラブが来て僕を映画に連れ出した。最近大家さんは中古の自動車を購入したので、その車でチャーナキャープリーにある映画館チャーナキャーへ連れて行ってもらった。
今日観た映画は「Yeh Teraa Ghar Yeh Meraa Ghar」。直訳すると「これは君の家、これは私の家」である。監督はプリヤダルシャン。主演はスニール・シェッティーとマヒマー・チャウダリー。どちらも僕はあまり馴染みのない俳優である。新人ではないのだが。2001年10月12日に始まったばかりの新作で、コメディー映画ということだった。
物語はムンバイーのひとつの家を巡って大家と住人の間に起こる騒動を描いたものだ。スニールは父親が建てたムンバイーにある家に住もうと思って田舎から出てきたが、そこには既にマヒマーたちの家族が住んでいた。スニールはマヒマーたちに立ち退きを要求するがマヒマーは頑として受け付けない。そこでスニールは嫌がらせをするのだがマヒマーもひるまない。やがてスニールはその家に半ば勝手に住み込んでしまい、この二人の間に常に争いと騒動が巻き起こる。スニールは友人の警察官に頼んでマヒマーを立ち退かそうとしたのだが、その警察官がマヒマーに恋してしまう一幕もあったりした。最後はスニールとマヒマーは仲直りして、一緒に住むことを取り決めて映画は終わる。
スラブは「いい映画だ」と言っていたが、僕としてはどうも何かとパンチ不足な映画に思えた。まず出演者が独断と偏見ではB級だし、音楽やミュージカルシーンも気合が入っておらず、ストーリーもやや散漫な気がした。あまりヒットしないと見たが、果たしてどうだろうか。スラブに言わせれば、僕はヒンディー語が分かってないから面白くなかっただけらしいが・・・。