Naach

 今日(2004年11月12日)はインド三大祭のひとつ、ディーワーリー祭だ。家々は灯火と電飾できらびやかに飾り立てられ、街中が花火と爆竹の轟音と硝煙で満たされる。しかしインド映画ファンにとって、今年のディーワーリーは特別...

Gayab

 今日は、2004年7月16日公開の新作ヒンディー語映画の「Gayab」を観に、チャーナキャー・シネマへ行った。「Gayab」とは「ガーヤブ」と読み、「不在」みたいな意味。一言で言ってしまえば、インド版「透明人間」である...

Ek Hasina Thi

 2003年度乗りに乗っている女優の一人、ウルミラー・マートーンドカルの新作が2004年1月16日に公開された。「Ek Hasina Thi(一人の美人がいた)」。同じく2003年公開の「Kal Ho Naa Ho」で株...

Darna Mana Hai

 ホラー映画はインド映画の最近の流行である。世界一の映画大国インドで今まであまりホラー映画が作られてこなかった方が不思議なくらいだ。お化けとか妖怪という概念はインドにもあり、ブートと言えばお化け、ラークシャスやピシャーチ...

Bhoot

 2002年度の大ヒット作となった「Raaz」以来、ヒンディー語映画界ではホラー映画作りが流行している。2003年1月公開の「Kuchh To Hai」は失敗作に終わり、「Darna Mana Hai」(2003年)がカ...

Road

 朝から、2002年9月27日公開の新作映画「Road」を観にPVRアヌパム4へ行った。意識していなかったのだが、モーニングショーということで、普段は150ルピーのチケットが朝一番の回に限って90ルピーだった。早起きは三...

Company

 家に一度帰って荷物を置いた後、PVRアヌパム4へ向かった。2002年4月12日公開のヒンディー語映画「Company」を見るためだ。4時15分からの回を狙っていて、サーケートに着いたのは3時45分頃だったので、もしかし...

Kaun

 1999年2月26日公開の「Kaun(誰)」は、「インドのクエンティン・タランティーノ」と呼ばれたラーム・ゴーパール・ヴァルマー監督が時代を先取って送り出したサイコスリラー映画である。歌と踊りは一切なく、スリルを生み出...

Satya

 ラーム・ゴーパール・ヴァルマーは、1990年代から2000年代にかけて非常に多くの作品を手掛け、しかも映画界に大きな影響を与えた映画監督だ。幅広いジャンルの作品を作っており、代表作はいくつもあるが、特にムンバイーのマフ...

Rangeela

 1995年9月8日公開の「Rangeela(カラフル)」は、1990年代のヒンディー語映画を代表する作品のひとつだ。クライム映画やスリラー映画を好んで作ってきたラーム・ゴーパール・ヴァルマー監督が初めてロマンス映画に挑...

Raat

 インド映画界においてホラー映画がジャンルとして確立する道のりは長く、しばしばインド初のホラー映画として引き合いに出される「Mahal」(1949年)から半世紀以上の歳月が流れ、21世紀になってようやく市民権を得た。その...