Ghoomer

 スポーツ映画は21世紀に入ってすっかりヒンディー語映画界に定着したジャンルだが、その中でも女子スポーツは割とよく取り上げられる。インドではただでさえ男子クリケットが一強状態にあるため、クリケット以外のスポーツは冷遇され...

Lust Stories 2

 ヒンディー語映画界にはかねてから、複数の監督が撮った短編映画を持ち寄ってオムニバス映画を作るのが流行していた。ただし、全くバラバラの映画を持ち寄るというよりも、一定のテーマに沿って作られることがほとんどだ。インド映画1...

Chup

 Rバールキー監督は、「Cheeni Kum」(2007年)や「Padman」(2018年/邦題:パッドマン 5億人の女性を救った男)など、インテリ層向けの洗練された映画を得意とする映画監督である。2022年9月23日に...

Padman

 仏教をはじめとする複数の宗教を生み出して外部に輸出すると同時に、イスラーム教やキリスト教といった外部の宗教を受容してきた多宗教国家インドにおいて、8割弱の人々によって信仰されているとされるのがヒンドゥー教である。ただ、...

India in a Day

 「India in a Day」は、変わった手法で作られたドキュメンタリー映画である。インド全土から、2015年10月10日の一日で撮影された動画を募集し、それを編集して一本の作品にしたのである。同様のコンセプトで世界...

Ki & Ka

 男性と女性の体が入れ替わるというファンタジーは、日本映画に限っても、児童文学「おれがあいつであいつがおれで」原作の「転校生」(1982年)から新海誠監督のアニメ映画「君の名は。」(2006年)まで、いくつも例があり、目...

Shamitabh

 Rバールキー監督はアミターブ・バッチャンの大ファンのようで、彼のこれまでの作品には必ずアミターブが出演している。「Cheeni Kum」(2007年)と「Paa」(2009年)である。しかも、どちらの作品でも彼は変則的...

Paa

 2007年末に公開されて大ヒットとなったアーミル・カーン初監督作「Taare Zameen Par」は、ディスレクシア(失読症)という病気を扱った作品であった。特定の難病を扱った映画が割と簡単に一定の感動を呼ぶドラマと...

Cheeni Kum

 本日(2007年5月25日)からアミターブ・バッチャン主演の映画が2本同時公開された。実話を元にしたアクション映画「Shootout At Lokhandwala」(2017年)と、年齢差ロマンス映画「Cheeni K...