Aarakshan

 時々、「インドでは憲法上カースト制度は禁止されている」とされることが多いが、それは誤りである。インド憲法第3部(第15-16条)「宗教、人種、カースト、性別、出身地に基づく差別の禁止」においてカースト差別が禁じられてい...

Bbuddah Hoga Tera Baap

 1970年代から80年代にかけて絶大な人気を誇り、ヒンディー語映画産業を「ワンマン・インダストリー」とまで揶揄させしめたスーパースター、アミターブ・バッチャンは、2010年代も健在で、今でも多くの映画に出演している。し...

Sadiyaan

 現在、インディアン・プレミアリーグ(IPL)開催中のため、2010年4月2日も中小規模の映画が大量に公開されている。その中では俳優陣が豪華な「Sadiyaan」を観ることにした。監督は「Andaaz」(2003年)や「...

Laaga Chunari Mein Daag

 大ヒットの予感がする「Bhool Bhulaiyaa」(2007年)に続けて、2007年10月12日公開、ヤシュラージ・フィルムス制作の「Laaga Chunari Mein Daag」も鑑賞した。ジャンルは全く異なる...

Baabul

 本日(2006年12月8日)より公開の新作ヒンディー語映画「Baabul」を観てきた。かなり有名な俳優たちが出演しており、話題性は十分あると思うのだが、いかんせん「Dhoom: 2」(2006年)フィーバーが未だ冷めて...

Bhaggmati

 今日はPVRアヌパム4で、2005年8月26日公開の新作ヒンディー語映画「Bhaggmati」を観た。この映画は1週間で打ち切りが決定した完全駄作映画であった。それなのになぜわざわざ観る気になったかというと、この映画が...

Veer-Zaara

 ヤシュ・チョープラー。ロマンスの帝王と呼ばれ、「Kuch Kuch Hota Hai」(1998年)のカラン・ジョーハル監督をはじめ、若い世代の才能ある映画監督からも最大限の賛辞を送られる、ヒンディー語映画界最高峰のフ...

Baghban

 夕方から停電になって、ずっと復旧しなかったので、サーケートに映画を観に行った。観たのは、2003年10月3日公開の新作ヒンディー語映画「Baghban」。パッと見たときは「神様」という意味の「Bhagvaan」のことだ...

Hey Ram

 「インド独立の父」と呼ばれるマハートマー・ガーンディーはインドが独立を果たした1947年の約半年後となる1948年1月30日に暗殺された。ガーンディーに3発の銃弾を撃ち込んだのは狂信的なヒンドゥー教徒のナートゥーラーム...

Sholay

 1975年8月15日に公開されたヒンディー語映画「Sholay(炎)」は、インド人の心に永遠に刻み込まれていくであろう傑作として、インド映画史において他の追随を許さない特別な地位を獲得している。公開から半世紀が過ぎても...

Seeta Aur Geeta

 1972年11月3日公開の「Seeta Aur Geeta(スィーターとギーター)」は、運命の悪戯から全く別々の家族に育てられることになった双子の姉妹の物語で、「王子と乞食」タイプの作品である。古典的なストーリーである...