Main Krishna Hoon
従来のインド映画は、ターゲット顧客を絞らず、全階層・全年齢層向けに作られており、それ故に子供向けに「キッズ映画」を作ろうという意識は希薄であった。しかしながら、21世紀に入り、ヒンディー語映画界では、実写映画「Makd...
従来のインド映画は、ターゲット顧客を絞らず、全階層・全年齢層向けに作られており、それ故に子供向けに「キッズ映画」を作ろうという意識は希薄であった。しかしながら、21世紀に入り、ヒンディー語映画界では、実写映画「Makd...
「事実は小説よりも奇なり」という言葉があるが、ドキュメンタリー映画「Blood Brother」を観た第一の感想がそれだった。
近年のヒンディー語映画界の新しい潮流の中で、ヴィシャール・バールドワージ監督は間違いなくその中心にいる人物である。シェークスピア作品を翻案した「Maqbool」(2003年)や「Omkara」(2006年)、子供向け映...
2013年のインディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン(IFFJ)では数本の映画しか鑑賞できなかったのだが、その中で唯一娯楽映画の範疇に含めることができるのが、2013年1月4日公開の「Table No.21」で...
ハリウッドではヒット映画のパート2、パート3などが作られることはごく一般的であるが、ヒンディー語映画界ではそれはここ5~6年内に始まった新しいトレンドである。ヒンディー語映画界で初の続編映画は「Lage Raho Mu...
「Life of Pi」は、「グリーン・デスティニー」(2000年)や「ハルク」(2003年)などで有名な台湾人映画監督アン・リーが作った米国映画である。日本では「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」の邦題と共...
スィク教徒はインド全人口の2%ほどに過ぎないが、ヒンディー語映画を観ているとそのプレゼンスの強さを感じる。例えばヒンディー語映画の中でスィク教徒のキャラクターがコミックロールを担うことが多い。先日公開されたばかりの「S...
現在のヒンディー語娯楽映画界を方向付けた人物の筆頭としてヤシュ・チョープラー監督が挙げられる。1960年代から多くのヒット作を作り続け、特にロマンス映画の方程式を築き上げ、さらには業界最大手プロダクション、ヤシュラージ...