2004年5月28日公開の最新ヒンディー語映画「Hum Tum」を、プネーの高級シネマコンプレックス、Inoxで見た。「Hum Tum」の主人公は漫画家であり、映画中でタイムズ・オブ・インディア紙に彼の漫画「Hum Tum」が掲載されていることになっているが、現実世界でも現在その「Hum Tum」の漫画が同紙に掲載されており、好評を博している。これは一種のメディアミックスであり、この種の映画プロモーションはインド初なのではないだろうか?マルチリンガル文化を反映して英語とヒンディー語の両言語がごちゃ混ぜになったものが多い。
「Hum Tum」とは上述の通り、主人公の漫画家が創作した漫画の題名だが、直訳すると「僕と君」になる。漫画中では、ハム(僕)という名の男の子と、トゥム(君)という名の女の子の小競り合いが描かれている。監督はクナール・コーリー。音楽はジャティン・ラリト。キャストはサイフ・アリー・カーン、ラーニー・ムカルジー、キラン・ケールなど。特別出演として、リシ・カプール、アビシェーク・バッチャン、ジミー・シェールギル、イーシャー・コッピカルなども登場する。
カラン(サイフ・アリー・カーン)は女の子に関する冗談を口走る癖のあるお調子者の男だった。彼は留学のためニューヨークへ向かう飛行機に乗っていたが、そこでリヤー(ラーニー・ムカルジー)という女の子と同席になる。乗り継ぎ地のアムステルダムでカランとリヤーは一緒に観光するが、カランが突然リヤーにキスしたことにより二人の仲は最悪の状態になる。そのまま二人はニューヨークの空港で別れる。 それから3ヵ月後、カランがインド人のガールフレンドと一緒にニューヨークの公園でデートしていると、そこを偶然リヤーが通りがかる。カランのガールフレンドとリヤーは実は高校時代のクラスメイトで、カランがアムステルダムでリヤーにした行為がばれてしまい、カランは恋人に振られてしまう。一方、カランの漫画がタイムズ・オブ・インディア紙に掲載されることになり、彼は漫画家として人生を歩み始めていた。 それから3年後、カランはデリーで母親の結婚式業者の仕事を手伝っていた。既に彼の漫画「Hum Tum」は大人気となっていた。ところが、その結婚式の花嫁がたまたまリヤーで、二人はまた偶然出会う。リヤーはサミール(アビシェーク・バッチャン)と結婚し、ニューヨークへ去って行く。また、この結婚式のとき二人の家族が抱える問題も明らかになる。カランの両親は別居状態にあり、リヤーの父親は既に他界していた。 それから3年後、カランはパリに住む父親を訪ねた。そのときユーロスターの中でまたも偶然リヤーと再会する。しかしリヤーは以前とは雰囲気が変わっていた。サミールは結婚から1年後に事故で死亡し、その後リヤーはアメリカもインドも捨て去って母親と共にフランスに住んでいたのだった。彼女は小さなブティックを経営して細々と暮らしていた。カランは一転してリヤーに優しく接し、カランとリヤーの仲はフランスにおいて家族ぐるみのものとなる。リヤーの母親はカランに、リヤーの再婚ためにいい相手を探すように頼む。それを承諾したカランはインドに去って行った。 それから1年後、リヤーがムンバイーに一時帰って来ることになった。カランは親友のミール(ジミー・シェールギル)をリヤーに引き合わせるが、二人はあまり馬が合わなかった。ミールの誕生日にカランとリヤーは一緒に彼の誕生日を祝うが、その場に居合わせたカランの友人ダイナー(イーシャー・コッピカル)がミールと妙に気が合ってしまい、そのまま結婚が決まってしまった。ミールをリヤーと結婚させようと考えていたカランは頭を抱える。また、カランが自分を再婚させようと考えていたことを知ったリヤーは激怒するが、ミールはリヤーに、カランは本当はリヤーのことを愛していることを伝える。リヤーも実はカランのことを愛していたのだった。お互いの心を知った二人は、カランとリヤーはそのまま一夜を共にする。 ところが恋が芽生えてしまったことを認めた途端、カランはリヤーを避けるようになる。ミールとダイナーの結婚式の日、カランはリヤーに一夜の過ちを謝る。その謝罪を聞いたリヤーは泣いて去って行ってしまう。そのままリヤーはパリへ戻る。 リヤーがパリに戻ったことを知ったカランの父親は、カランとリヤーの間に起こったことを理解し、カランの元を訪れる。父親はカランに、自分のように愛した女性を不幸にさせるな、と激励する。カランはすぐにパリに飛ぶが、リヤーは既にブティックをたたみ、家も空けて、どこかへ行ってしまった後だった。 それから1年後、カランは「Hum Tum」に関する一冊の本を出版する。その本の中でカランはリヤーとの恋愛のことを書き、世界のどこかでリヤーがそれを読んでくれることを願っていた。その願い通り、リヤーはカランの本を読み、彼の前に現れる。二人の新しいストーリーが始まったのだった。
合計約10年間に及ぶ、インド、アメリカ、ヨーロッパを舞台とした、正反対の性格の二人、カランとリヤーの恋愛が描かれた、典型的なインド恋愛映画だった。前述の通り、タイムズ・オブ・インディア紙とタイアップしたプロモーション展開も目新しく、シンプルなラブコメながら斬新でオシャレな雰囲気に満ち溢れていた。2004年のインド映画界の傑作に数えられるだろう。当然のことながら、カップルで見るべき映画である。
カランはその場限りの恋愛ばかりに熱中し、結婚など全く眼中にないような道楽者の若者だった。彼は女性全体を馬鹿にしており、その哲学は彼の漫画「Hum Tum」にも如実に表れていた。一方、リヤーは神経質なまでの潔癖症で、教養はあるが多少大人げのない女の子だった。カランとリヤーは出会ったときから犬猿の仲で、二人が再開すると必ず何かハプニングが起きた。突然飛行機が揺れだしたり、結婚式場のテントが倒れたり、列車の車内販売員がトレイを落としたり・・・。その二人が9年の歳月の中、世界中で再開を繰り返すことによって次第に心を開いて行くのだが、二人の間に恋が芽生えていることに二人自身が気付くのは、かなり後になってからのことだった。その二人の恋愛に、カランの両親が犯した過ちがオーバーラップし、最後にカランはリヤーに愛を打ち明ける決心をするのだが、そのときにはリヤーは行方不明になってしまっていた。最後、「Hum Tum」の本を出版することにより、カランはリヤーに自分の愛を打ち明ける。1月、ムンバイーの街を歩くカランを、突然雨が襲う。「1月に雨?」と空を見上げるカランの後ろから「降ってもおかしくないわ。私たちが出会ったときには何かしら間違いが起こってきたでしょ?」と声がする。リヤーだった。このとき二人はやっと結ばれるのだった。最後にオマケがあって、リヤーは女の子を出産するのだが、病院においてその隣には男の子の赤ん坊が置かれる。男の子の赤ん坊はカランとリヤーの子供の方をじっと見つめる。こうして男と女の物語、つまり「Hum Tum」の物語は、延々と続いていくことになるのだった。
映画中、非常にいいセリフが何度か登場した。カラン曰く「世界中のラブストーリーは結婚直前で終わってしまう。なぜか知ってるかい?結婚してしまうと恋愛は終わってしまうからさ。恋愛し続けたかったら、結婚はするべきじゃない。」リヤー曰く「1回の出会いで恋が成就してしまうこともあれば、何回も出会わないと恋が成就しないこともあるんだわ。」カランの父親曰く「多くの男は、自分みたいな駄目男をあんな素晴らしい女性が愛してくれるはずがない、と考えてしまう。でもそれは間違いだ。男から愛を表現することが大事で、愛することから逃げてはいけない」などなど。
漫画家が主人公なだけあって、所々「Hum Tum」のアニメーションが挿入される。ただ、主人公が漫画家であることを最大限上手に映画の展開に活かしていたかというと、そういうわけでもなかった。カランが漫画を描いているシーンはほとんどなく、カランとリヤーの恋愛をタイムリーに漫画で表現するというようなことも、あまりなされていなかった。アニメーションの質も、日本のアニメと比べてしまうとまだまだだな、と感じずにはいられない。
サイフ・アリー・カーンは「Kal Ho Naa Ho」(2003年)の成功により、だいぶスターとしての覇気が出てきた。この映画でも彼にピッタリの役柄を演じきっており、これからますます大きくなるだろう。大器晩成タイプの男優だったみたいだ。ラーニー・ムカルジーもタカビーな女の子と、不幸な境遇に身を置きながらも正々堂々と生きていこうとする女性を演じ分けており、素晴らしかった。特別出演のジミー・シェールギルは、何だか見るたびにやつれているのだが大丈夫だろうか?
「Hum Tum」は夏休みをエンジョイする若いカップル向けの、安心して楽しめるラブコメである。2004年のインド映画の中で、必見の映画のひとつだ。
タイムス・オブ・インディア紙で2004年4月19日から6月18日まで掲載されていた「Hum Tum」の漫画をここに映画の研究用資料および語学学習用教材として掲載する。
- First GOD made the world then He rested. まず神は世界を創造し、休息した。
- Then He made Men… and He rested some more. 次に神は男を創造し、休息した。
- Then He made Women… 次に神は女を創造した・・・。
- …and no one’s rested ever since! それ以来、誰も休息できなくなった!
- ハム「Kya tumhaare paas ki Seat khaali hai? 君の隣の席、空いてる?」
- トゥム「Haan… aur agar tum uspar baithe to meri Seat bhi khaali ho jaayegi. ええ、でもあんたが座ったら、私の席も空くでしょう。」
- ハム「Why do only ten percent of women go to heaven? どうして10%の女だけしか天国に行けないか知ってる?」
- トゥム「Why? なぜ?」
- ハム「Because if they ALL went, it would be called HELL! なぜって、もし女が全員天国へ行ったら、そこは地獄になっちまうからさ!」
- ハム「Hi! やあ!」
- ハム「Lagta hai hum pehle kahin mile hain? 僕たち以前にどこかで会わなかった?」
- トゥム「Haan… isliye maine wahan jaana chod diya. ええ、だから私はあそこへ行くのをやめたの。」
- ハム「Jaanti ho, jab tum nahin thi to main tumhein yaad karke bahut roya. 知ってるかい、君がいない間、僕は君のこと思い出してどれだけ泣いたことか。」
- トゥム「Sach! How sweet! 本当!まあ嬉しい!」
- ハム「YEAH! Magar woh khushi ke aansoon the. 本当さ!ただ、それは嬉し涙だったけどね。」
- Elections! Votes! Politics! 選挙!投票!政治!
- ハム「Hey Tum! I’m really bored of this entire elections thing. Let’s do something fun! もしもし、トゥム?僕はこの選挙に全く飽き飽きしちゃったよ。何か楽しいことしようよ!」
トゥム「Ok… let’s go shopping. 分かったわ、買い物に行きましょうよ。」 - Votes! Politics! Elections! 投票!政治!選挙!
- ハム「Hey, kya main tumhein Phone kar sakta hoon? ねえ、君に電話していい?」
トゥム「Haan… mera Number Directory mein hai. ええ、私の電話番号は電話帳に載ってるわ。」 - ハム「COOL! Aur tumhara naam? やった!で、君の名前は?」
- トゥム「Woh bhi Directory mein hai! それも電話帳に載ってるわ!」
- トゥム「Hum, my Mom asked me to water the plants. Will you help? ハム、ママに植木に水をあげるように言われたの。手伝ってくれる?」
- ハム「Don’t you see it’s raining outside? 外で雨が降ってるのが見えないのかい?」
- トゥム「Don’t worry. We’ll use Mom’s umbrella. 心配しないで、ママの傘があるから。」
- ハム「Is duniya mein pehle ladke aaye ya ladkiyan? この世界に初めに男が生まれたのかな、それとも女かな?」
トゥム「Hmmm… ladke. う~ん、男でしょ。」 - ハム「You see… bhagwan ne bhi pehle humein banaaya! だよね、神様も初めに僕たちを創ったしね!」
- トゥム「Haan… Kyonki Masterpiece se pehle hamesha Rough Draft banaana padta hai na! ええ、なぜって傑作の前には必ず試作品を作らないといけないでしょ。」
- トゥム「Hum, batao na… Who’s your best friend? ねえ、ハム、あなたの一番の友達って誰?」
- ハム「My best friend… is my dog! 僕の一番の友達は・・・犬かな!」
- トゥム「Uff! Now I know why they say men are known by the friends they keep. ふん!男の価値は友達で決まるって言うけど、それが今やっと分かったわ!」
- トゥム「Kya tum mere baare mein utna hi sochte ho jitna main tumhaare baare mein? 私があなたのことを思っているのと同じくらい、あなたも私のこと思ってる?」
ハム「Of course my dear Anjali… もちろんさ、愛しのアンジャリー。」 - トゥム「I’m not ANJALI. 私はアンジャリーじゃないわ。」
- ハム「Naam chahe Anjali naa ho, par ise gussa zaroor Anjali jaisa hi aata hai! 名前がアンジャリーだろうとなかろうと、この怒りっぷりはアンジャリーと同じだね!」
- トゥム「Wow! I had no idea you were so good at Yoga! わあ!あなたがこんなにヨーガがうまいとは知らなかったわ!」
- ハム「Of course! I cannot wait for the next lesson to begin. もちろんさ!次のレッスンが待ち遠しいよ。」
トゥム「Why? What is the next lesson? どうして?次のレッスンは何なの?」 - ハム「They will hopefully teach me how to “Un-Yoga” myself from this position! 多分どうやってこのポーズを解くのか教えてもらえるはずなんだけど!」
- トゥム「Kya kar rahe ho? 何してるの?」
- ハム「Dikh nahin raha tumhein… 見て分からないのかい?」
- ハム「Line maar raha hoon Ha.. Ha.. Ha.. Ha.. 線を引っ張ってる(口説いている)のさ!ハッハッハッハ!」
トゥム「Uff! くだらない!」
- ハム「Tum… I wish ki tumhaare jaisa dost sabko mile… トゥム、全ての人に君みたいな友達がいればなって思うよ。」
トゥム「Wow! So sweet Hum. まあ、ハム、いいこと言うわね。」 - ハム「Ya… After all, why should only I suffer? ああ、なぜオレだけこんなひどい目に遭わなくちゃいけないんだろうね?」
- ハム「Uff! These Girls have no sense of humour. チッ!女にはなんでユーモアのセンスがないんだろう。」
- トゥム「Hum, why don’t you play cricket with Amit anymore? ハム、どうしてアミトともうクリケットを遊ばないの?」
- ハム「Would you like to play with someone who cheats, fights and insists on batting all the time? ズルしてばっか、ケンカしてばっかで、いっつもバッティングしたがるような奴と遊びたいと思うかい?」
トゥム「Of course not! もちろん遊びたくないわ!」 - ハム「Neither would Amit!!! だろ、アミトもそう思ったのさ!」
- トゥム「Hum, kya tumne kabhi Radio mein gaane ka socha hai? ハム、あなたラジオで歌うこと考えたことないの?」
- ハム「Kyon, kya main itna acchha gaata hoon? どうして?僕はそんなに歌がうまいかな?」
- トゥム「Woh to pata nahin, par kam se kam main Radio Off to kar sakti hoon! それは知らないけど、少なくともラジオだったらオフにすることができるでしょ。」
- ハム「Chand mein dekha to aap dikhe… Taro mein dekha to aap dhike… 月を見れば君が見え、星を見れば君が見え・・・」
- ハム「Suraj mein dekha to aap dikhe… Baadal mein dekha to aap dikhe… 太陽を見れば君が見え、雲を見れば君が見え・・・」
- ハム「Arey yaar thoda Side mein ho jao to kuch aur dikhe. ねえ、ちょっと、少しどいてもらったら、もっと他のものが見えるんだけどなぁ。」
- トゥム「Do you know why Egyptian Children are always confused? エジプトの子供たちはどうしていつも混乱してるか知ってる?」
- ハム「Why? なぜ?」
- トゥム「Because after death their Daddy becomes a mummy. なぜってエジプト人のお父さんは、死ぬとマミー(ミイラ:お母さん)になっちゃうからよ。」
- ハム「Will you dance with me? 僕と踊ってくれない?」
トゥム「No, thank you. ありがとう、でもけっこうよ。」 - ハム「Don’t thank me. Thank God that at least SOMEBODY asked you. 僕に感謝するより、神様に感謝しなよ。踊りに誘ってくれる人が現れたんだからね。」
- トゥム「Hum, I have written this Shaayari especially for you… ハム、あなたのために特別に詩を書いたの。」
- トゥム「I see your face when I am dreaming… 夢の中で私はあなたに会うの・・・」
- トゥム「I see your face when I am dreamning… that’s why I always wake up screaming! 夢の中で私はあなたに会うの・・・だから私はいつも絶叫して目が覚めるの!」
- YOUR HOROSCOPE: You will have a quiet and peaceful day today. あなたの運勢:あなたの今日一日は、静かで平和なものとなるでしょう。
- トゥム「…I met Anjali today… she was looking very fat, her makeup was very stupid… 今日アンジャリーに会ったわ。あの娘とっても太ってて、おかしな化粧してたわ。」
- トゥム「Then we went shopping… sandals… purse… perfume… lipsticks… Blah! Blah!… Blah! Blah!… Blah! Blah!… I bought a pinkish brown shade with a tinge of orange &… Blah! Blah!… Blah! Blah!… Blah! Blah!…. それから私たち、一緒にショッピングしたの。サンダル、財布、香水、口紅・・・私はオレンジがかったピンク色のシェードを買って・・・」
- ハム「So much for horospopes!!! とんでもない星占いだ!」
- ハム「Pata hai, bus mein baithe hue main kisi ladki ko khada nahin dekh sakta. 僕はバスの座席に座っているとき、立ってる女の子を見過ごすことができないんだよ。」
- トゥム「To phir tum kya karte ho? じゃあどうするの?」
- ハム「Main apni aankhen band kar leta hoon!!! 目を閉じるのさ!」
- トゥム「Should women have children after 35? 女性は35の後に子供を産むべきかしら?」
- ハム「No, 35 children are enough! いや、35人の子供がいれば十分さ!」
- ハム「Since we have met, I can neither eat nor drink… 君と出会ってからていうものの、僕は飲まず食わずだよ。」
- トゥム「Why not??? どうして?」
- ハム「I’m broke!!! 破産しちゃったからさ。」
- ハム「Happy birthday Tum. Please accept this beautiful diamond ring from me. 誕生日おめでとう、トゥム。この美しいダイヤモンドの指輪を受け取って下さい。」
- トゥム「Thanks, but you were going to present me the new car come in the market na? ありがとう、でもあなた、新しい車をプレゼントしてくれるんじゃなかったの?」
- ハム「Ya… but I didn’t know where to get a fake car!!! ああ、でも、どこで偽物の車を買ったらいいのか分からなくてね。」
- トゥム「I can’t believe you are also crying over this show… まあ、あなたまでこの番組を見て泣くなんて、信じられないわ。」
- ハム「Not at all. I’m crying over missing out on the criket match. Thanks to your stupid TV serial! そうじゃないさ。オレはこの馬鹿げたTVドラマのおかげでクリケットの試合を見逃したことに泣いているのさ!」
- ハム「Where do you want to go on your birthday? 君の誕生日、どこに行きたい?」
- トゥム「Somewhere I have never been. 今まで一度も行ったことのない場所に行きたいわ。」
- ハム「How about the kitchen? 台所なんてどう?」
- ハム「Pata chal gaya! やっと分かったぞ!」
トゥム「Kya? 何が?」 - ハム「Scientists ne pata kar liya hai ki aurat aur battery main kya fark hota hai… 科学者が、女性と乾電池の違いを発見したんだ。」
トゥム「Kya? 何?」 - ハム「Batteries at least have a positive side! 乾電池には少なくともプラスの面があることさ!」
- トゥム「Hum, you $#!!x’%’x$ ハム、あんたってベラベラベラ・・・」
- トゥム「You are never careful… ‘$)&##$#$~&())’o%#!`$$%~ あんたは全く注意不足ね・・・ベラベラベラ・・・」
- ハム「Now she can never say that men don’t listen! これで男は話を聞いてないとは言われないだろう!」
- ハム「Let’s get chips. ポテトチップでも食べよう。」
トゥム「No, popcorn. いやよ、ポップコーンが食べたいわ。」 - ハム「Ice cream? アイスクリームは?」
トゥム「No, cold drinks. いや、冷たい飲み物だ。」 - At least they both agree on which movie to go for!!! 少なくとも彼らはどの映画を観るかで同意に至った。
Hum Tum Released on 28th May 5月28日、映画「Hum Tum」公開
- ハム「You know why haven’t women landed on the moon? どうして今まで女性が月に降り立ったことがないか、知ってるかい?」
- トゥム「Why? どうして?」
- ハム「Coz there’s no shopping there yet! なぜって、あそこではまだショッピングができないからさ!」
- トゥム「Cough! Coungh! ゴホッ!ゴホッ!」
- ハム「Oh! Not feeling well? Tumhare gale ke liye kuch laoon kya? あれ、調子悪いの?君の喉のために何か持って来ようか?」
- トゥム「Haan… ek heeron ka haar le aao… ええ、ひとつダイヤの首飾りを持って来て。」
- ハム「Whenever I was sad, you were with me… When I lost the criket match, you were with me… 僕が悲しいときはいつでも君がいた。僕がクリケットの試合で負けたときにも君がいた。」
トゥム「Hmmm. ふ~ん。」 - ハム「When I broke my leg, you were with me… When I failed my exams, you were with me… 僕が足を怪我したときも君がいた。僕が試験に落ちたときにも君がいた。」
トゥム「Hmmm. ふ~ん。」 - ハム「You bring such bad luck to me!!! 全く君は不運の女神だね!」
- トゥム「Pata hai… jab bhi baarish aati hai, tum yaad aate ho… jab bhi toofan aata hai, tum yaad aate ho… 知ってる?雨が降ったときはいつでもあなたのことを思い出すの。嵐が来たときはいつでもあなたのことを思い出すの。」
- トゥム「Jab bhi badal aate hain, tum yaad aate ho… jab bhi bijli chamakti hai, tum yaad aate ho… 雲が覆ったときはいつでもあなたを思い出すの。雷が鳴ったときはいつでもあなたのことを思い出すの。」
- トゥム「Ab to mera umbrella lauta do. 早く私の傘を返して。」
ハム教授による女性の英語の翻訳
Yes = No はい=いいえ
No = Yes いいえ=はい
Maybe = No 多分=いいえ
I’m sorry = You’ll be sorry ごめんなさい=あなたが謝るべき。
We need to talk= I need to complain 私たち、話し合う必要があるわ=あなたに不満を言いたいわ
I’m not upset = Of course I’m upset, idiot! 私は気にしてないわ=もちろん気にしてるわ、馬鹿!
You have to learn to communicate = Just agree with me. あなたは話し合うことを学ぶべきだわ=ただ私に従いなさい。
Do you love me? = I’m going to ask for something expensive. 私のこと愛してる?=あなたに何かおねだりしたいの。
How much do you love me? = I already bought something expensive, now pay for it. どのくらい私のこと愛してる?=私は既に高価なものを買ったわ。そのお返しをしてもらわなきゃ。
- ハム「Tumko dekha to ek khayal aaya… 君を見たら考えが浮かんだ・・・。」
- ハム「Tumko dekha to ek khayal aaya… 君を見たら考えが浮かんだ・・・。」
- ハム「Tumhari Friend ko dekha to ek aur khayal aaya. 君の友達を見たら別の考えが浮かんだ。」
- Wishing Well 願いの井戸
ハム「Heh! I don’t believe in all this. ヘッ!オレはこんなの全然信じないよ。」
トゥム「But I do. でも私は信じるわ。」 - ハム「Wonder where these coins go anyway. でもいったいこのコインはどうなるんだろう?」
- トゥム「Wow! This wishing well really works! わあ!この願いの井戸は本当によく効くわ!」
- トゥム「Hum, maine tumhein khaane se pehle kabhi Pray karte hue nahin dekha? ハム、あなたが食事の前にお祈りしてるところ、初めて見た気がするわ。」
- ハム「Karna pad raha hai… tumne khaana pehli baar jo banaaya hai. お祈りせざるをえないのさ。だってこれは君が初めて作った料理だからね。」
- トゥム「Arz kiya hai… suraj bana to baadal bane… ひとつ詩が浮かんだわ・・・太陽があるから雲もある・・・。」
ハム「Wah! わぁ!」 - トゥム「Chand bana to taare bane… 月があるから星もある・・・。」
ハム「Husn bana to deewaane bane… 美人がいるから恋の虜もいる・・・。」 - トゥム「Kuch to hai baat aap mein, yun hi to nahin paagal khaane bane. 精神病院があるのは、あなたみたいな狂人がいるからじゃないかしら。」
- ハム「Tum, I’d love to take you out for a candle light dinner… to the best place in town… we’d order the best food… トゥム、僕は君を、町で一番のレストランのディナーに招待しようと思うんだ。そして、キャンドルライトの中で、最高の料理を楽しむんだ。」
- ハム「I’d shower you with compliments… and when the lights dim… I’d utter those 3 magic words… 僕は君の前にあらゆる賛辞を並べ立てるよ。そして光が消えたとき・・・僕は魔法の言葉を唱えるんだ。」
トゥム「Which are… どんな言葉?」 - ハム「Pay the bill!! 勘定はお願い!」
- トゥム「Hum, what are you doing here? ハム、ここで何してるの?」
- ハム「Why? なぜ?」
- トゥム「Nah, just wondering! If you are here… who is running hell??? なぜかって、あんたがここにいるってことは、地獄は誰が切り盛りしてるのか不思議になったの。」
- Mushaira 詩会
ハム「Drakht ke paimaane pe chilman-e-husn ka furkat se sharmaana… 木の年輪の上で美人の眉毛は別れに恥らう・・・(全く意味のない詩)」 - ハム「Drakht ke paimaane pe chilman-e-husn ka furkat se sharmaana… 木の年輪の上で美人の眉毛は別れに恥らう・・・」
- ハム「Ye Line Samajh me aaye to mujhe zaroor bataana!! この詩の意味が分かったら、私に是非教えてください!」
- ハム「Meri tasveer? Tumhaare Room mein? Mujhe itna pasand karti ho kya? オレの写真が君の部屋に?オレのことそんなに好きだったのか?」
- トゥム「Actually, jab bhi koi Problem hoti hai toh main tumhaari tasveer ko dekhti hoon aur meri saari Problem durr ho jaati hai. 実は、何か困ったことがあるときはいつでもあなたの写真を見ているの。そうするととても気が楽になるの。」
ハム「Really? How sweet. 本当?嬉しいね。」 - トゥム「Tumhaari tasveer ko dekhkar sochti hoon ki ISSE badi Problem kya ho sakti hai. あなたの写真を見て考えるの、これより困った問題は他にないってね。」
- トゥム「Hum, what is the fastest, easist and the cheapest way to spread news – newspaper, television or internet? ハム、ニュースを広めるのに一番早くて、安くて、簡単な方法って何かしら?新聞、テレビ、それともインターネット?」
- ハム「Hmm… none of them! ん~、どれでもないね。」
トゥム「Then what? じゃあ何?」 - ハム「Tell a woman!! 女に話すことさ!」
- ハム「I asked God for world peace… オレ、神様にお願いしたんだ。世界が平和になるようにって。」
トゥム「And what did God say? そうしたら神様は何て答えたの?」 - 神様「It’s impossible. それは不可能じゃ。」
- ハム「I asked God that no man and woman should ever fight again… だから今度は、男と女が2度と争わないようにしてくださいってお願いしたよ。」
トゥム「Really, and what did God say? 本当?そしたら神様は何て?」 - 神様「Let me try world peace. やっぱり世界平和の方をトライさせてくれ。」
The battle continues… 戦いは続く・・・。