代替現実

 シャバーナー・アーズミーといえば、1970年代から80年代のヒンディー語映画界で隆盛したパラレルシネマを代表する女優の一人である。大女優といっていい。シャーム・ベーネーガル監督の「Ankur」(1974年)でデビューし...

Geminiからのアドバイス

 GoogleのGeminiを使ってインド映画に関することを調べていたとき、ふと、この「Filmsaagar」に書いたこととほぼそっくりな文章が回答に含まれているのに気付いた。

公式エントリー作品

 米国の映画芸術科学アカデミー(以下アカデミー)が毎年発表するアカデミー賞の中でも、アカデミー国際長編映画賞(旧アカデミー外国語映画賞)は、インドの映画関係者が大いに気にしているものである。改めて説明する必要はないと思わ...

障害コメディー

 もう四半世紀以上もインド映画を見続けており、インド映画研究者を名乗るくらいなので、熱狂的なインド映画ファンであるわけだが、インド映画の全てが好きというわけでもなく、批判すべきところはちゃんと批判しなくてはならないと常々...

社会を変えるために映画はあるか

 インドの映画監督は社会を変えるために映画を作っている、そのためには広範な観客に作品を観てもらう必要があり、それゆえに大衆娯楽映画という手段が採られている、というのが持論である。歌と踊りで彩られたインドの娯楽映画を表面だ...

Amazon Prime Videoのインド映画

 Amazon Prime Videoは、米アマゾン社が提供する有料サブスクリプションサービス「Amazonプライム」の会員向け特典のひとつで、無数の映画が見放題になる。日本でも1,400万人以上の利用者がいるとされる。...

タックスフリー

 インドに住んで映画館でインド映画を楽しんでいる人にとって、「タックスフリー(Tax Free)」は鑑賞する映画を選ぶ上でのひとつの指標になる。